NPO法人川越織物市場の会のホームページへようこそ

このホームページは、NPO法人川越織物市場の会が運営しています。

川越織物市場は、明治43年(1910年)に建てられました。川越はもとより、埼玉県における近代織物産業を飾る重要な遺産です。明治期の地域再生のプロジェクトとして、川越の総力を結集して作られました。その際には、八王子、桐生、足利など先行する関東各地の織物市場を視察に行っています。かつては関東各地にあった織物市場ですが、この建物のみがほぼ完全な形で残されました。川越のみならず、関東全域の織物産業を記念する文化財としての価値がここにあります。

この織物市場は、大正後期に市場として使用されなくなった後も、長らく住居として残されてきましたが、2001年11月、取り壊して、マンションを建設する計画が持ち上がりました。それに対し、私たちは、保全のための取り組みをし、2002年12月には、川越市開発公社が業者から土地を買い取り、建物は川越市が寄贈を受け、保存が決まりました。
2005年3月31日には、隣接する、栄養食配給所とともに、川越市文化財として指定され、2017年度から川越市が織物市場の全面修復工事にかかりました。

私たちは、それを機に、川越織物市場の会を非営利型の一般社団法人とし、このホームページを開設しました。その後、2020年10月、埼玉県の認証を得て、NPO法人に変更しました。

今後は、NPO法人として、川越市・埼玉県などの公的団体との協働を強め、かつ、新たな活動を展開します。現在、新型コロナ問題で、活動休止中ですが、年明けの2021年には、いままでの保存運動の歴史をまとめた報告書をまとめ、その報告会をする予定です。